Yamuna Devi Dasi

約30年程前からマクロビオティックを始め、結婚後まもなく家族3人でハワイのカウアイ島に移り、約半年間スプラウツを育てながらアシュタンガヨガを学び帰国。その後バクティヨガに出合い、クリシュナ寺院で約10年間調理担当を務め、2001年より菜食家庭料理の店ゴーヴィンダスをオープン。2012年惜しまれながら閉店し、現在は鎌倉で活動されています。ご主人はヨガ業界の大御所であるマドゥさん。KIRTANのバンドを結成しライブやCDなどでも活躍されています。

BOOKS

味見をせずに、瞑想的に愛と感謝を込めて作ります。 そして、まず神に捧げます。

 

すべてを与えてくれた神に、 愛を込めてお料理したものを捧げて そのお下がりを頂きます。 食事する時も、すべての五感と心を込めて瞑想的に食べます。 このすべてが食べるヨガです。

 

食べるヨガとは、食べるサイエンスです。 アーユルヴェーダでも、 食べ物に意識が入り、 その食べるものがわたしになり、 わたしの心、体、意識を作り出すことが説明されています。

久しぶりに出ました、Yoginiの別冊です。
しかも、誰もが気になる食事に特化した一冊。前回は2008年だったので、約10年ぶりです。
その間、食事に関する話題もとても変わりました。
例えば、発酵食品に光が当たるようになり、スムージーやスーパーフード、低糖質、グルテンフリーなど、次々に新しいキーワードを登場し、話題になっています。今回は、そんな気になるテーマを盛り込んだ上に、ヨガという視点から食事を考えてヨギックフードを提案しています。さらに、日々の暮らしに重要な調味料の選び方なども。体と心を作る大事な大事な食事の話。何を選び、どう食べるのか。ヨガをする人、しない人、すべての人に読んでほしい一冊ができました。ぜひ、座右の書として手に取ってくださいね〜。

『村田由恵さんの”食べるヨガレッスン”/トマトソースのコフタ献立』レッスン動画

ベジタブル・クッキング・スタジオの人気クラスがついにオンラインのラインナップに加わりました。

東京都中野で11年間営業を続けた伝説的ベジタリアンレストラン『GOVINDA’S』

そのオーナーシェフを務めた村田さんが教える「食べるヨガ」は、村田さんが実践しているバクティヨガ式の料理法。ゴーヴィンダズの閉店後もワークショップやイベントなどで活躍、熱烈なファンの多いカリスマ料理人です。

 

村田さんの料理を一度食べたら、誰もが夢中になります。

「どうしたらこんな味になるのだろう」と首を傾げるほど。不思議なほどに美味しいのです。

バクティヨガの考えにのっとった調理法では味見をせずに五感を研ぎ澄ませて料理をし、クリシュナにささげてから食べる。そんなルールが料理に魔法をかけるのでしょうか?

 

オンラインレッスン初登場となる今回は、村田さんの一番人気レシピ、

コフタ(肉団子風)やおからサラダ、野菜のハーブ煮を学びます。

食べるヨガとは?

ヨガ界や料理界で非常に人気のヤムナさん。クラスはすぐに満席になるほどで、そのお料理(プラサーダムを食べた人は、幸せな気持ちになり、愛で満たされます。ご飯を食べるだけで涙が出る人も!ベジ料理に興味がある人や、お料理のレパートリーを増やしたい方、そしてお料理が苦手な方でも簡単にできるおいしいお料理のレシピなども教えてくださいます。

食べるヨガについては、ユーチューブをご覧ください。

動画はコチラ

”関係”を食べる、ヨガ。

~バクティヨガの実践と方法~

この世界に食べるのが嫌な人がいるだろうか?

 

先日、自宅の最寄りの駅付近で、顔見知りのホームレスのおじさんに、「お腹すいたんよ。お弁当買ってくれん?」と言われた。私は友人と何度もそのおじさんにプラサーダ(神に捧げられた菜食のお料理)を配っていた。あ、今日は何も持ってないなと思い、すぐ「果物でも買ってあげるよ」と答えたら、彼の前歯は全て抜けていて「固いものは食べらんのよ」と言う。「これがいい」と言ったそのコンビニ弁当は大きな肉の塊ともいえるハンバーグの入ったものだった。私は一瞬ためらった。だって私は29年間べジタリアンを通してきてるし、今は人々に「食べるヨガ」という菜食の重要性を料理教室で教えている身だから。人にお肉の入ってるお弁当を買ってあげてもいいものか!?とね。しかもコンビニのお弁当だし。バクティヨーガって何ですか?とよく聞かれる。まずヨーガとは”意識的に生きること”と答える。バクティヨーガは、日々の生活の実践の場で、私に毎瞬間”命”を与えて続けてくれている神を見出し感謝して、その”命”の源に”愛”をお返しすること。一言で言えば、「神を愛する方法」である。私は「食べるヨガ」専門なので、食事を通してバクティヨーガを説明する。だから、私の料理教室では、味見はNG。結果は全ておまかせで、プロセスにフォーカスし意識的に考え、神を思い出し、その行為に自分のそこはかとない”愛と感謝”を込めていく。実際私が、神様に返せるものなんて何もない。野菜も、果物も、空気も水もすべて与えられていて、何一つ自分の手では作り出すことはできない。じゃ、いったい私は何を返せるんだろう・・。感謝?でも、どうやって? バガヴァッド・ギーターでクリシュナは言っている。(バガヴァッド・ギーターとは、インドの叙事詩マハーバーラタの中でクリシュナ(神)がアルジュナ(友人)に直接語ったヨーガの重要な経典です。クリシュナはアルジュナを通して現代の私たちに、普遍的真理を説いています。)「もし人が愛と献身で私に、葉、花、果物、水を捧げるならば、私はそれを受け入れよう」(バガヴァッド・ギーター9章26節)クリシュナはまず、もし、私が望むならと決して私を強制はしない。お肉とか魚は好きではなさそうだ。では、野菜が好きなのかな?まず最初に神様に捧げるんだ。日本でも昔から神棚や仏様にお供えものをしていたし。だったら、なるべく有機野菜を使い旬のカラフルな彩りにしたいな、とアイディアが出てくる。関係を持つためには、まず相手のことを知らなければいけない。ただ、「愛してる、愛してる」と言うだけでは一方通行で関係は永遠に持てない。相手のしてほしいことを、自分の利益をひとかけらも期待せずに行う行為こそが、本物の愛の関係であり、無償の愛である。まず、何一つ求めないで与えること。そのことを献身奉仕という。たかが、食事を作ることの中に、それが実践できるのだ。たかが食事、されど食事である。 私の愛と感謝の気持ちを、食事を作るというプロセスにのせて神様に捧げることで、その愛や感謝を神様が受け取ってくれる。それこそが、神様が喜んでくれる唯一のことである。そうして、その神様の喜びが、慈悲(プラサーダ)となる。関係とは、そういう神様と私との喜びのエネルギーの交換である。だから無意識に捧げないで食べるということは、神との関係を無視しているということになる。実はバガヴァッドギーターにはこんな言葉もある。「まず神に供えて、その後で食べる主の献身者たちは、あらゆる種類の罪から解放される。だが、自分の感覚を喜ばせるため食物を用意する者たちは、まことに罪そのものを食べているのだ。」(バガヴァッド・ギーター3章13節)無意識に食べると、知らないうちにネガティブなバイブレーションをいただいてしまう。これは体に良くないとか、太るから嫌だとか、添加物はダメという自分の作り出す不安などのバイブレーションや、お肉など食品そのものが持つ動物の苦痛などである。バクティヨーガを全世界に広めたイスコン創設者バクティヴェーダンタスワミ・プラブパーダは、「この世界で肉食がなくならない限り戦争は終わらないだろう」と言っている。食べるという行為は極めて個人的な問題なので、このことは私たち一人一人の意識的な選択にかかっているのではないだろうか。”ラサ”とは、関係から得られる味わいのことである。アーユルヴェーダでは味、インド音楽や舞踊では情緒と訳される。すべての愛は関係によってラサに変換されないと味わえないのだ。もちろんここでいう味わうとは、文字通りの味と情緒の両方である。愛はつねににそこにある。そして、ここにもある。愛自体は動かないエネルギーである。しかし、私が、自分から喜んで愛を食事に盛り込んだ時に、愛であるラサが動き出し、命が躍動し喜びで満たされる。そうして食事を通して、日々の生活がヨーガとなっていくのである。私たちは日々、食事に込められた「関係を食べて」生きているのだ。誰かのために、自分のために。そして、私を生かしてくれている神様のために。だから、私はそのホームレスのおじさんにハンバーグのコンビニ弁当を買った。だっておじさんと私の関係も、もちろん愛でしかないから。今日はこれしかないけど、いつもバックにプラサーダを用意しておこうと思う。

ヤムナさんのブログ

GOVINDA'S BHAJAN BAND

ヤムナさんを中心に、集まったメンバーで行うKIRTANバンド。魂が震える愛のあふれるバンドです。練習時間の半分はプラサーダムを食べて過ごします。

フェイスブック

フェイスブックでイベント情報など配信いたします。

フォローして是非イベントなどにご参加ください。

 

今までのライブ

・2019年ヴァナムヨガ出演

・2019年アースデーライブ出演

・2019年キルタン東京

・2018年ゴーヴィンダズバジャンバンド単独ライブ荻窪

など

 

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